トラブルに巻き込まれないための大切なコツ ― 出発前編 ―

基本情報

※本ページはプロモーションを含みます。

スーツケースがなくなった? お財布を盗まれた??

身の安全が第一であることはもちろんですが、ちょっとしたトラブルであっても慣れない土地、慣れない文化、慣れない言語ですべてに対処しなくてはならない状況は精神的なダメージとなるのはもちろん、実際にさまざまな手続きに時間やエネルギーを(時には多額のお金も)費やすことになり、大幅な予定変更を強いられることにもなりますので、できる限り避けたいところです。

トラブルに巻き込まれて楽しい楽しい旅行が台無しにならないよう、トラブルを回避するためのコツをお伝えしていきます。

まずは大前提として、旅行先を決める前に外務省のホームページで安全情報を確認し、渡航制限が出ている地域には行かないこと。

またその国の状況や多発している事件などが記されていますので、滞在中に気をつけるべきことをしっかりと把握しておきましょう。

その上で、ご自身のちょっとした行動で差が付く、トラブル回避のコツをお伝えします。

  • スーツケースに貼られた無駄なシールを剥がす
  • スーツケースにネームタグを付ける
  • ブランド物ではない、コンパクトでシンプル、丈夫なお財布を用意する
  • 旅行中に使用する予定のないカード類はお財布に入れない
  • クレジットカードを2枚以上用意する
  • パスポートの写真のページをコピーしておく
  • 旅行先の物価の相場を調べておく

それぞれを詳しく説明していきます。

スーツケースに貼られた無駄なシールを剥がす

「何度も旅行している、旅慣れた人」の雰囲気を演出? それとも単に剥がすのが面倒だった? のか、過去に旅行に出かけた際に空港でスーツケースに貼られた、行き先やバーコードが記されたシールを貼ったままにしている方をよく見かけますが、これはおすすめしません。

空港でチェックインしてスーツケースを預けた後、スーツケースはこのバーコードを基に管理されています。

過去に貼られたシールの情報を基に、間違った行き先の飛行機に乗せられてしまったら大変。

空港の方も航空会社の方も細心の注意を払って扱ってくださっていることと思いますが、何せ大量のスーツケースを扱っているゆえ、間違いが起きないとも限りませんので、ロストバゲージの可能性は少しでも排除しておいた方が賢明です。

スーツケースにネームタグを付ける

万が一ロストバゲージとなり、スーツケースが他の地域や国に運ばれてしまった際でも、すぐに正しい場所へスーツケースを届けてもらえるよう、スーツケースにネームタグをつけておきましょう。

記入はアルファベットで。

名前、電話番号(国識別番号を含む)、メールアドレスを記入しておきます。

またロストバゲージとはならなくとも、ネームタグ自体が目印となるので、空港での取り違えを防ぐためにも有効です。

ブランド物ではない、コンパクトでシンプル、丈夫なお財布を用意する

お財布としての主張が強く「お金を持っていそう」とイメージさせるようなブランド物の財布や長財布、派手なデザインのお財布は避けましょう。

また実用的な側面から、たくさんの硬貨でパンパンになっても破れないような丈夫なものがよいでしょう。

というのも、外国の硬貨は日本のものと違って厚みがある場合が多く、また慣れない硬貨で計算に手間取り、お釣りとしてもらう硬貨がどんどん増えていくことが考えられるからです。

ちなみに「現金なんて使わないから!」という方は要注意。

ほとんどの場所でクレジットカードが使えたとしても、駅や空港のトイレが有料で、しかも硬貨のみ使用可能、という場所も少なくありません。

またチップが必要な国もありますので、最低限の現金は用意しておきましょう。

旅行中に使用する予定のないカード類はお財布に入れない

日本で使っているお財布を何も考えずそのまま旅行に持っていく、ということはしないように!

近所のドラッグストアのポイントカードは旅行先で使いませんよね?

では銀行のキャッシュカードは? 健康保険証は? 病院の診察券は??

お財布の中を見直し、旅行中に必要のないものはすべて置いていきましょう。

何か非常事態が起きたとしても日本国内はクレジットカードがあれば何とかなるでしょうし、現金(日本円のままで)2、3万円用意しておけば空港から自宅まで、銀行で現金を引き出すことなくたどり着けるでしょう。

とにかく不必要なものは持っていかないこと。

そうすれば旅行先で万が一お財布を盗まれたとしても、被害を最小限にとどめることができます。

クレジットカードを2枚以上用意する

2枚用意するうちの1枚はVisaかMasterがおすすめです。

クレジットカードが使える場所ならたいていVisaとMasterは使えますので安心です。

一方、JCBやAmerican Expressカードは取扱いのないお店もあるので、1枚では不安です。

必ずVisaまたはMasterと組み合わせて持つようにしましょう。

またできれば2枚のクレジットカードを同じひとつのお財布に入れるのではなく、別々の場所で管理することが望ましいです。

万が一お財布を盗まれても、もう一枚クレジットカードがあればそれほど困ることなく旅を続けることができます。

パスポートの写真のページをコピーしておく

パスポートを紛失するという非常事態に見舞われたとしても、大使館や領事館で必要な情報を伝えることができ、手続きがよりスムーズに進められます。

そしてもちろん、コピーは原本のパスポートと同じく貴重品扱いとし、また原本とコピーを同時に紛失しては元も子もないので、原本のパスポートとは別の場所で管理しましょう。

旅行先の物価の相場を調べておく

旅行先で利用するサービスや商品のおおよその相場を把握しておくこと。

観光客だと思って相手が相場よりかなり高い価格をふっかけてきたとき、「あれ?」と気づけるかどうか。これがとっても大事です。

特に日本よりかなり物価が安い国の、観光客が多いエリアでは、平気でローカル価格の10倍以上をふっかけてきたりします。

10倍ふっかけられても日本円に換算すると「こんなものかな」と思うような価格だったりするので、相場を知らないと地元の人がびっくりするようなお金を支払ってしまうことになるのです。

隙あらばと観光客を狙ってくる相手から身を守るには、正しい知識と情報を身につけておくことです。

最後に

あまり心配して不安になり過ぎる必要はありませんが、正しい知識を持って正しく備えることはとても大切です。

しっかり備えて、楽しい旅行に出かけてください!

トラブルに巻き込まれないための大切なコツ ― 滞在中編 ― もぜひお読みください~

タイトルとURLをコピーしました